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今、話題の【カンボ】で壮絶体験!-カエルの毒で感情を浄化するデトックスとは?-

ヨガトラベラー・土屋愛が世界から発信するウェルネスやスピリチュアル、そして人生のこと⑤

 

 ■想像以上にキツイ儀式中は・・・

 

 

「どうしよう…」
「大丈夫かな…」
「気持ち悪い…」
「歌やめてくれ…ないかな…」

 頭の中はずっとこの繰り返しです。次第に目も回ってきて…とうとう吐きました! 
 食べ物は一切胃の中にないので、吐くこと自体はそこまでツラくありません。一度吐くと少しはラクになりますが、またすぐに気持ち悪さが襲ってきます。

 毒の効き目がピークに達している頃、シャーマンの歌もだんだんと盛り上がっていきます。目を開けることさえもツラい状態で、とにかく苦しみながら嘔吐を待ちます。写真で伝わるかわかりませんが、唇が腫れているのが感覚で分かります。歯医者さんで麻酔をしてもらった時のアノ感覚。

 しばらくするとお腹の痛みは少し落ち着き、あとは胆汁を吐き切るのみです。ここでさらに最後の水をガブ飲み。儀式開始から約30分。大量の嘔吐を3回繰り返した後、毒を取ってもらい、ようやく横になっても良いと言われました。

 

 

 毒を取ってもらってからは、今までの気持ち悪さがまるで嘘だったかのようにラクになりました。この日は1日気持ち悪さを引きずるつもりで参加したので、こんなにスパっと気持ち悪さが解消されるとは思いませんでした。

 

■ネガティブな感情を浄化する効果

 

 

 儀式後は、頭の中がかなりクリアになり、お腹のすっきり感、そして肌ツヤに効果を感じることができたのはもちろん、儀式が始まる前にシャーマンに言われた言葉が理解できました。

「カンボ儀式は自分自身への贈り物です。自分と向き合い、ネガティブな感情を浄化することでもっと自分を愛せるようになります。そうして初めて違う誰かの事も大切にできるのです。」

 心理カウンセリングなど、過去のトラウマや消化できていなかった感情をリリースするセラピーはたくさんあります。そのほとんどは、言葉を使って考えたり、書き出したり、ツラかった出来事を振り返って向き合い、浄化するアプローチをとります。

 シャーマンのRichD’Amaruさん曰く、カンボ儀式の良い点は「ただ吐き出す事に集中できること」だそうです。母親が、父親が、彼氏が、彼女が、あー言ったとかこう言ったとか、浄化のプロセスに物語を持ち込む必要がない。
 確かにその通りでした。ただただ苦しい思いしかありませんでしたが、乗り越えた後の幸福感はそれはもう本当に素晴らしいもの。過去を振り返る気もおきませんでしたし、将来を考える事もありませんでした。

 体がスッキリして頭の中は空っぽ。その感覚を楽しむだけというシンプルさ。シャーマニズムと聞くとどうしても「怪しい」「危険」「オカルト」というイメージが先行しがちです。実際に、私も儀式参加の前にはかなり念入りに下調べをしましたが、今回こうしてシャーマンと会い儀式に参加した事で、「経験から得る感覚」に勝るものはない事を再確認しました。やっぱり、頭で考えた事で決めつけてしまってはダメなのです。
 


 

 いかがでしたか?

 お洒落なボトルに入ったジュースクレンズとは程遠い、エクストリームな胆汁クレンズ。シャーマニズムでは、やってみたい、体験してみたいと思う気持ちを “コーリング=呼ばれてる” と言います。コーリングを感じた方は、参考にぜひ一度、実際の儀式の動画もご覧になってください。

 それではまた近いうちにお会いしましょう。
「ナマステ!」

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今回の壮絶体験の実際の動画はYouTube で!
【南米の秘薬・カンボ儀式(毒)に参加してきた(前編)】

 

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土屋 愛

つちや あい

ヨガトラベラー

ヨガだけでなく、世界中のウェルネス情報を発信。伝統医療・儀式・ヒーラーとの出会い・新しいクレンズやファスティング方法・瞑想合宿など、国境や文化の壁を超えた“健康世界”へご案内。鬱や過労死などが問題視される現代社会で、無理をしすぎない中道を探すお手伝いを。


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